ケン・ローチ監督作品
1930年代、内戦終結後のアイルランド
(イギリスの支配から脱したい人々と親イギリス派の人々との戦いの直後)の民衆の苦しみなどを描いた素晴らしい作品
ケン・ローチの他の作品に比べると若干パンチ力不足かも
※ネタバレ含みます
実在する活動家ジミー・グラルトンがホール(集会所)を作り、内戦に疲れ切った民衆に娯楽を提案した
人々はダンスを楽しみ、歌を歌い、音楽を奏で、絵を描いて人生に希望を持った
ジミーは民衆に幸せな日々を与えた
強圧的な教会・地主たちは民衆が集まりジミーたちが強大な権力を持つ事を恐れ、娯楽を全面禁止し、ホールを焼き払った
ジミー・グラルトンは逮捕されて国外追放となる
ジミーが提供した娯楽により、人々は本当に幸せそうだった
ジミーが神父に伝えた「あなたは愛よりも憎しみを多く抱えている」という言葉が印象的だった
ジミーが民衆に支持されたのは当然だった、彼の方がよっぽど「愛」に溢れていたから