どんな映画でも必ず極上のインパクトを残していく実力派ポール・ダノが主演となれば、たとえビーチ・ボーイズの話でもチェックです♩(えっ!?)
ってか、伝記映画ちゃう!!(およ!)
何や、この精神世界はっ
言わば、トリビュートアルバムみたいなね、愛おしさで溢れてますな〜♩
タイトルの横にちっちゃく「ブライアン・ウィルソン公認」て入れてるのが、オモロいw
天才が故の孤独っていう、テッパンのテーマなんですけど、世間に評価されるのに何年も何年も要した、時代の先を行き過ぎた名盤を作り出してしまったが為の、誰にも認められない苦悩と精神崩壊…
ビートルズは絶賛されるのに、なんで自分はアカンの!?
な、世評とのギャップという名の深淵(あわわ)
その楽曲制作過程もキチンと描かれてるんですけどね、なんていうか、作曲するってより、「木を掘ってるんじゃなくて、木の中にすでにいる仏様を、掘り出してるだけです」っていう彫刻家の逸話みたいな、それに近いものを感じましたね(つまり天才)
湧き上がる音楽と、自分がいるこの世を繋ぎ止めていたもの
それが悲しいかな、あの父親とか精神科医
どんな時も逃げ出さんかった主人公はエライと思ったけど、もしかしたら、あんな人たちでも彼にとったら、最後の居場所やったんかな…って、そういう、誰にでもある「弱さ」みたいなものに、キュ〜と胸をつかまれます…
ま、どう考えても
ジョン・キューザックやと、変に暗すぎるんですけどね(爆)
最近のキャリアから言うても胡散臭い(コラッ!)
まぁまぁ
完璧な人間なんて、いないように
完璧な映画なんて、つまらないんで
この「イビツさ」こそ、愛おしさの賜物かもしれませんな〜♩
エリザベスねえさん、完璧っす!
エンドクレジットは、さすがに鳥肌♩