ビーチ・ボーイズ。
夏!海!サーフィン!
父が好きで、私が小さい頃レコードを聴きながら二人で踊った記憶があります((o(^∇^)o))
そんな陽気なイメージのビーチ・ボーイズの要、ブライアンウィルソンがちっとも陽気な日々を過ごしていなかったなんて…
結構鬱々とした感じなので、気分が落ちていない時の鑑賞がよいかもです。
60年代のブライアンはポールダノ、80年代はジョンキューザックが演じていて、それぞれ交互に物語が進んでいきます。
最後、よかったです。
どんどん何かに追い詰められていく繊細な部分をポールダノがうまく表現していました。名演!
最初に出てきた時に太りすぎッとびっくりしましたが…(゜〇゜;)
そして年を重ねたブライアンは、精神科医を引き連れて行動しており、ちょっとオトボケ感がある様はジョンキューザックらしい演技。
車のセールスをしているメリンダとの出会いが彼を徐々に変えていく。
実話だけに、メリンダとの出会いがあって本当によかったね!と思いました。。
映画の題名でもあるLOVE &MERCYをエンドロールで現在のブライアンが歌っていますが、なんだか無垢な想いが伝わってきて泣けました。
有名ミュージシャンにありがちと言ってはなんですが、自分が作りたいものと、売れるものとの狭間で葛藤し、苦しみをまぎらわせる為に酒&ドラッグに逃げ、ボロボロになってゆく。
そこから抜け出すには人との関わりが大事。
付き合う人は自分で選べるんだから、心の目を見開いておかないと、ですね!
その場の心地よさを提供してくれる人が皆、いい人とは限りませんからね~