スタジオに搬入されたティンパニを、ブライアンがいたずらに叩いた瞬間鳥肌！その後のI wasn't made for these timeで、身体中の毛穴からアドレナリンが吹き出した。開始15分ほどでこの興奮。そして終了まで続いた全細胞の饗宴。I still believe in me のピアノやパフパフ、コーラス、ブライアン天才、そりゃ爆音狂のフィルスペクターなど目じゃないね。チェロだって200テイク繰り返す必要があったんだし、スタジオが敵意をむき出してたら、レコーディングなんか絶対できないんだ。ブライアンが正しい！彼は比類なき天才。だから相対など野暮だ。彼は『絶 対 的』に正しい！ブライアンが生きていてよかった！涙涙涙！！！最近すっかりニコラス刑事先輩にしか見えないジョンキューザックも、もう途中で気にならなくなった！だってジョンキューザックにはブライアンを演る資格があるし、彼がニコラス刑事ならそれでも正しいわけだ。ポールダノは申し分なし！素晴らしい。この映画に感謝だ。帰りにヘッドフォン着けてペットサウンズ聴いた。聴くよそりゃ。神よキャロラインよ。鑑賞してないとある知人が言った『おれ、クリトリックリスってもうビートルズ超えてると思んだよね。』…OK、同意とまでは言えないけどまあいいよ。でもね、ブライアンウィルソンは絶対に超えられない。絶 対 に 誰 も 超えられない。しかもビートルズじゃない、ザ・ビートルズだよ！！！嫉妬とプライドにまみれそう叫んだ私には一瞬だけポール（マッカートニー）の霊が乗り移っていたね！
