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フューリーのyaaaのレビュー・感想・評価

フューリー(2014年製作の映画)
4.0
リアルというか残虐すぎる戦争描写。迫力もあって終始、緊張感としかめっ面で観る。

戦争アクションならば、宿敵のティーガー戦車と最後の十字路で因縁の決闘でもすればよかったただろう。

ナチSS兵を問答無用で射殺するブラッド・ピット。
仕事だということで殺しを新米に要求するブラッド・ピット。
走行不能の戦車に泣きつき「ここが俺の家だ」というブラッド・ピット。
自己犠牲の五人VS300人の死闘。

とにかく、戦争の不条理が次から次へと映し出される。
そこには戦争の不毛しか浮かびあがらない。

途中、ドイツ人女性らとブラッド・ピットらの束の間の交流!?的シーンがある。たぶんこれが映画のテーマであろうし、最大の芝居場でもあるが、シュールすぎるのがもったいない。
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