ネトフリで視聴。
メインヴィジュアルを見て、ブラピのヒーロー的な映画を想像していましたが、完全に裏切られました。正義と正義がぶつかり合う「戦争」という狂気の世界で、ベテラン軍人の迷い、新米軍人の葛藤などがリアルに描かれています。
FURYの乗組員も個性的で憎めないキャラクターで、途中から映画の最後まで全員で生き延びてほしいと願う自分と、それを許さないストーリーで心が揺れます。
アクションシーンも緻密で、独軍のティーガー戦車との対戦シーンは圧倒されました。
私には戦争体験はありませんが、定期的に戦争映画を観ると、戦争がもたらす狂気の世界への苦しさと悲しみの感情を忘れずにいることができます。
もちろん、ハッピーエンドが待っていないので「ブラッド・ピット」愛の強い方にはおススメしません。