マゴト

孤狼の血のマゴトのレビュー・感想・評価

孤狼の血(2018年製作の映画)
3.9
ネトフリのおススメで視聴。好んで邦画(特にヤクザ物)は観ないがキャストの顔ぶれで再生ボタンを押しました。

かなり古い映画かと思いましたが、上映日は2018年と最近です。

役所広司さんの演技には脱帽です。新米刑事役の松坂桃李さんとの対比が劇中で濃厚に描かれていて、すぐにストーリーに引き込まれます。

極妻っぽい展開で話は進みますが、「正義とは」というテーマから逸脱せずに芯が通った脚本になっているので疑問に思うことなく受け止めることができました。

映画媒体なので、死体や拷問のシーンではグロテスクな映像が流れるので、閲覧注意な部分がありますがネトフリやアマプラであれば早送りすれば問題ありません(笑)

当時の街並みや60年代の古き良き(悪き)時代を懐かしむことができる映画でした。

ハリウッドのSFでCG疲れをしてしまうような50代におススメの映画です。
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