しあつん

音楽のしあつんのレビュー・感想・評価

音楽(1972年製作の映画)
3.0
かつて読んだ小説版は印象に残っている。映像だと鋏というアイテムが麗子の苦しみを巧みに表現しているが、麗子の喋り方が演劇的すぎて疲れてくる。増村保造らしさがあまり出ていなくて少し期待はずれだった。自身の欲望を把握して、根本的なところの原因を探るのが問題解決には大事だが、それは精神分析によってもなかなか難しい。
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