簡単に空気の管がはずせるw

『アウトサイダー』でＭ・デイロンとともに華やかなオーラを全身から放っていたC・トーマス・ハウエルもいまや・・・こんなん撮るようになっちゃったんですよねｗ
作品を褒めちぎろうと目論んでたのに、本編開始１０分で既に早送りボタンに指がｗ

まぁ、凄まじい位に全てが貧素です。
物語もそうですが、火星人の造形「まんま人間やんっ(-"-;)」、宇宙船や火星を実現した美術・小道具、『グラディエイター』の肉体が貧素版の戦士達「火星に何で古代風味の戦士が」、目ん玉の黒玉だけ小さな円にして人間と火星人の違いを示すアイデアの無さ、まだまだ突っ込みどころ満載です。

普通なら突っ込んで楽しめるこの手のＢ級ＳＦも、ここまでつまらないと突っ込むより呆れて無口になっちゃいますねｗ

出だしからびっくりするくらい色々ガバガバだし、人間関係が破綻気味だし、セットや装備やCGが安っぽい。何これ絶対面白くないやんワクワクする…！
更にイケメン？主人公の流され易さ、騙され易さにイライラする事必至。
火星人のイザコザに地球人がちょっかい出したら巻き込まれる系のお話ですが、意外にストーリーがちゃんと練ってあったからか割と観れました。ただ、戦闘シーンや追われるシーンでの緊迫感はあまり感じないのでドンパチ期待したら空振りだと思います。眠気襲うと思います。
無理矢理大団円狙ってますけど、いやいや今だけやんって突っ込まずにいられなかった。