観た回数:2回
直近の鑑賞:Amazon Prime(20.06.29)
---
【STORY】
合理主義者で超皮肉屋の一流マジシャン・スタンリー(コリン・ファース)は霊能者の美女(エマ・ストーン)のタネを明かそうと躍起になる。
しかし関われば関わるほど "本物" に見える彼女に、スタンリーは色々な意味で揺らいでいく…
【いつものアレン節】
恋愛面において非常に非倫理的とも思える内容ですが、正直ウディ・アレン監督の恋愛物ってこんなのばかりですよね。
『マッチポイント』や『アニー・ホール』と同様、今作も恋と自分の難儀な性格に振り回され抗えない残念な男性を描く喜劇です。
自分が貫いてきた軸をボロボロに壊されてたじたじのコリン・ファース、
たじたじなのにまだ強がって皮肉屋を貫こうとする滑稽なコリン・ファースが痛々しくて笑えます。
今作のエマ・ストーンのフワフワ小悪魔感は、他の作品では感じられない不思議な魅力ですね。
映像やセット、色合いが全体的にノスタルジックで綺麗な作品❗️