Siesta

バクマン。のSiestaのネタバレレビュー・内容・結末

バクマン。(2015年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

マンガ熱、ジャンプ熱 過去のジャンプのモンタージュからして
小松菜奈の圧倒的ヒロイン感 神木くんの何の脈絡もない漫画家になろう!という強引さからの小松菜奈の私も…という10分ほどで引くほど早い展開 これはこれでいいのか ネーム描き始めるまでの早さは序盤を丸っとほぼ省略したレベルのスピード感
同い年の天才 本人たちのいう第三段階までが早すぎて、努力の果て感がない この努力の飛躍っぽいところもジャンプっぽいのかな 小松菜奈の転校 現実を突きつける編集長はおじさんの仇でもあり 染谷将太の醸し出す怪物感 アンケート至上主義 王道とは?自分達の王道とは?
神木くんの眼鏡演出も良き、小松菜奈がテレビ映った瞬間のキョドリ方も良き 自分達のしがない青春を作品に とはいえ、連載までのサクサク感なぁ マンガの絵が動き出す たしか、プロジェクションマッピングだったとか あそこは見ていてめちゃくちゃ楽しい あと、マンガのペンを持って立ち回る剣心と宗次郎 漫画は広い意味でアクションなんだなぁと LINEの仕様、懐かしい 女子キャラの登場 小松菜奈も実は両想いだったとか、ずっと想ってくれてるとか、都合良すぎな設定だし、キャラ自体が主人公に漫画を描かせるきっかけになるだけのポジションにも思えるし、そもそも可愛い女の子キャラの登場でアンケート結果が急上昇するところとか、“女子”をめちゃくちゃ記号的にしか扱ってない感じある それが良くも悪くもジャンプっぽいんだけど あと、親まったく介入しなさ過ぎ問題
友情、努力、勝利の見せ方 マンガの垣根を超えた共同作業 この人たちの根底にある原動力は“好き”という感情なんだろうな 新妻に描かれて涙を流すところ良い 瞬間最大風速は新妻エイジを超して、一位を先に取るも、失速して打ち切り そこがサラッとしてるのが良い そして、トータル的には作品として作家として先で待っている新妻エイジという 実は…からの聞かせろよ(ニヤ)からの新宝島イントロインはタイミング最高過ぎか モテキしかり、エンドロールの懲りようったらない 途中まで気付かなかったけど、タイトル文字って役職クレジットしてるの手間かかってるなぁ 劇伴のサカナクションめちゃくちゃ良いなぁ あと、山田孝之がいつも着てるのバルサジャージなの気になる
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