しんのすけ

バクマン。のしんのすけのレビュー・感想・評価

バクマン。(2015年製作の映画)
3.6
観てみようと思ったきっかけは、
サカナクションの「新宝島」をカラオケで聴いてから。

「映画バクマン。の曲らしいよ。」
「へえ、そうなんだ。」
初めてこの曲を聴いた時は、そんなリアクションだったが、サカナクションをそこそこ好きな自分は、何度か聴くうちに、段々と「新宝島」が面白く魅かれる曲に感じてきてしまった。

バクマン。は、連載当時読んでいた。
漫画家の生き方を教えてくれる、珍しくて面白い漫画だった。

観てみたくなった。


序盤は、漫画家になることに展開しなければならないために、原作にあったスタートに立つまでの蓄積された人間関係が最低限にカットされているように感じ、夢や目標、恋に爆進する推進力が物足りない。
しかし、中盤以降の原作で描かれていない(確かそうだったような)展開には、引き込まれて、だんだん面白くなってきた。

エンドロールの演出は、流石です。
これは、面白い。
「新宝島」もじわじわ効いてきますね。
しんのすけ

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