しんのすけ

キングスマン:ゴールデン・サークルのしんのすけのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ちょっと涙が出た。
前作が好きな方なら、
たぶんそうなるんじゃないかと思います。
嬉しくなったところから始まる展開と格好よさにワクワクしちゃいますね。

一番シビれたのは、
ロングドリフトのシーン。
「ベイビー・ドライバー」といい、
最近は超序盤のカーチェイステクニックばかりにワクワクしちゃう傾向(笑

ところで、前作と比べてどっちが好きかと言うと、
前作ですね(笑

バイオレンスが苦手なのですが、
前作ではノリノリの音楽がバイオレンスシーン(教会シーンとか)を緩和させてくれて、すっげーシビれるアクションだなあ!とゾクゾクさせてもらった。
今作ではバイオレンスと気持ち悪さがより強烈になっているのに、音楽のノリがどうも僕にはミスマッチ。
舞台となるアメリカに合わせてカントリーやカウボーイ系の音楽なのだろうけど、バイオレンスや気持ち悪さを緩和せずに引き立ててしまっていますね。
観るのが嫌だなあと感じるシーンが何度もあった。

でもそう感じさせるのは、
ドラックの恐怖を極端に表現して、
ドラック撲滅への強いメッセージにしたかったからなんじゃないかと思う。

マナーが、人を作るんだ。
前作では退廃した生活を正して、今作では退廃に結びつくものを正しにきましたね。
しんのすけ

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