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裁かれるは善人のみのskipのレビュー・感想・評価

裁かれるは善人のみ(2014年製作の映画)
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腐敗したロシアという社会と舞台。映像だが小説的かつ大作の構想。舞台は厳格で寒々しく暗澹としている。もっともスライドショーはくどい気も。直接的には映ることなき事件が不安を掻き立て。圧倒的存在に押し潰される小さな個人。宗教の禍々しさが見事に世界観を作っていた。実際の物語は散漫な気がしたがそれは生活。暗くて緻密で決して乗り越えることのできない不条理な圧力。窒息死。
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