肩パット三ツ

夏をゆく人々の肩パット三ツのレビュー・感想・評価

夏をゆく人々(2014年製作の映画)
4.7
めちゃくちゃいい

父は多分息子は欲しかったのだろう
父の期待に応えたい一方で年頃の外の世界に憧れ揺れる長女が健気で泣けてくるし演技も素晴らしい
次女の演技もいいしませててかわいい

どこか違う世界の物語のようで神秘的で、でも突然あの歌の様に俗世界を差し込んでくるあたりにこの監督さんのただならぬバランス感覚を感じます
カメラパンからの状況が変わるのはラザロ同様とてもうまく効果的

ラストシーンのスマートさ、意外性、ちょっとやられた、、震えた

次作のラザロも含め、めちゃくちゃ好きな監督!

後で調べてわかったけど女性監督なのか....すごい