ミア・ワシコウスカ&サラ・ガドン目当て。
誰一人としてまともな人がいないけれど、これはハリウッドにはまともな人がいないよってことなのか。
子供たち二人は除いてみんな欲、欲、欲におぼれている。
ワイズ家の夫婦は結局のところ、近親相姦の愛欲と名声の欲におぼれ結局のところ因果応報で自分に帰ってきている。
ジュリアン・ムーアも母を超えられず、母の亡霊に悩まされて、自分の老いに抗うことができず若いけれどやけどの跡のあるアガサを貶めて自分の勝を再認識する。
最初は調子に乗った嫌なガキだなと思っていたベンジー、精神を病んでるアガサは大人たちの欲の犠牲者なんだろうな。
ベンジー役のエヴァン・バードはこの役に抜擢されたとあって、子憎たらしい思春期の子役がめちゃめちゃはまり役だった。
実際こんな子役は多いんだろうから、若くして富と名声を得ることの代償を考えさせられる。
妄想の中でしか出てこないけれど、サラ・ガドンファンとしてはが天使のような美しさでずっと見ていられる。