ドラン2作目
まーた最後をこちらに委ねる!ドランのお決まりなのかな?
カイラの過去に描かれない部分もあって答え合わせが出来ない歯痒さもあったけど、劇中でカイラが話そうとしなかったのが答えなのかな、と視聴後に思う。よそ様の家の事なんて分かるはずもないし。それを表現していたならドランと私は相性がいい。
画面の大きさが登場人物の気持ちと共に変化するのも面白く、心情がわかり易かった事でより物語に入り込めた。
母強し。
子どもへの無償の愛が痛烈に伝わってくる作品でした。本当に痛いほどに。本当に痛かった。
生きていると「こうせざる負えない」みたいな場面は必ず起こるし、それが正解かどうかはやってみないと分からない。周りから見たら非難されるような事でも、それでも子どもの未来のためと希望を持ち続けるダイアンの母親としての姿があまりにもかっこよくて、最後のベッドの上自分の気持ちを腑に落としたシーンは心が震えたし泣いた。
面白かった、私は私のお母さんを愛してる