このレビューはネタバレを含みます
『母の無償の愛』
何をしても上手く行かない母と障害のあるその息子、人と上手く話せなくなった女教師が激しくぶつかり合いながらも共に生きていく。終盤に母が「希望」を語るけど理想だけじゃなく具体的に何か形在るもので見せて欲しかった。施設から逃げ出すだけでは何も解決しないしこれが「希望」を演出してるとしたら安易だと思う。
とにかく喪失感しか感じられない現実に観ていてつらいが、この母は何度も状況を乗り越えて来たんだろう。中盤ある特別な演出がありオアシスの曲がかかりとても合っていて良かった。