あの日の声を探してのMilkitiのレビュー・感想・評価

チェチェン紛争。
チェチェン側の少年とロシア側の青年それぞれ個々のストーリーが最後にほんの少し絡んでくるって言う仕立て。
少年の話は映画的で、青年の話の方が個人的には興味深く見れた。
戦争と言うものがもたらす悲しみと狂気、こういう現実が今もなおそこかしこで行われているんだという事実と、誰も望んでこんなになってるわけじゃないんだと訴える映画。
ドキュメンタリー風に作っているのでより訴えかけが強くなっている感じ。
俳優陣の演技力も高かったので暗いけど観ておいてもいいんじゃないかなと言う映画。

• #Mi2015鑑賞