このレビューはネタバレを含みます
ちょっと伝わらなかったかも。
まず主人公が異常者すぎて感情移入できない。
戦争で心を病んで変わっていく話なら分かるけど、そもそもが暴力的な人間のように描かれてるし、割と軽い感じで軍に志願しちゃうような人間だし、戦争で変わったのではなく元々そういう奴だったんじゃないの?と思ってしまった。
1番大事な主人公が死ぬシーンも特に脈略なく文章で伝えられて肩透かしだし、その後のエンドクレジットも何を喪にふくしてるの??と思ってしまいついていけなかった。
(映画製作中に亡くなったんですね)
弟も結局大した活躍なく去ってしまったし、意味深な感じで出てきた退役軍人の会の人最後ら辺で再登場するかと思いきやないし、無駄なシーンや登場人物多すぎてよく分からない。
奥さん可哀想過ぎるし。
映画のコピーの“優しい父親”とは?ってなってしまった。
実話を元にしたのは分かるけど、それにしても演出次第でもう伝わりやすく、劇的に面白く出来たのでは、と思いました。