Newman

アメリカン・スナイパーのNewmanのレビュー・感想・評価

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)
4.0
銃乱射事件を扱った「対峙」の後が、アメリカン・スナイパーになってしまった。世界の警察と誇っていた最後の頃の作品ということでしょうか。もう今は世界の警察はやめたいと思っているようなので。最初の場面を観て、これって観たことあると思って見始めたのですが、いや違うかなとずっと観ていて最後の場面を観た時に確信しました。やっぱり観ていたと。国を守るためと志願する人間は果たして日本にはいるだろうかと考えてしまいました。もう一つ、1.9kmと言っていたと思うが、敵のスナイパーを狙撃しているが「極大射程」という本を読み映画を観たがそんな距離では風も計算するし、銃弾は重力の影響も受ける、さらには地球の自転の影響まで受けるなんてあったことを考えると、もっとこの場面は詳細に扱ってもよかったのではと思った。スナイパーの映画なのだから。銃撃戦の多い映画だからそれは難しかったのかも知れないし、あんまりそこを描いたら「極大射程」になってしまうかもですが。アメリカに残された奥様の気持ちが良く伝わってきました。それでも、待っている身もつらいのでしょうが、国民を国を自分が守りたいと思うそういう人間だからこそ夫を愛したのだろうとも男の私は思いました。
Newman

Newman