このレビューはネタバレを含みます
2024 1/31
当時テレビで漠然と見ていたイラク戦争と、その戦争に行った兵士のリアルを少し垣間見れた気がした。
戦場と日常生活の行き来は映像を観るだけでも過酷すぎると思った。
使命の為に子どもまで殺さなければいけない、家に帰っても戦地の事が頭から離れない。
いくら戦地を身体的に離れても、心はなかなか帰って来れない。それはどれだけ国の英雄でもその家族でも起こりうる。
主人公のクリスは「羊飼い」としての使命をスナイパーとして父親として全うした。
だからこそラストは凄く衝撃的でショックだった。
とても観て良かったと思える映画でした。