家にあるモノをすべて倉庫に預け、1日にひとつだけ取り出して生活するという実験をする映画。
今流行のミニマリズムがテーマの映画。
劇中で出てくる「モノを持たなくなれば本当に必要なモノが見えてくる」というセリフに共感する部分が無ければこの映画はたぶん受け入れられないと思う。
ドキュメンタリーなのに劇映画っぽいところもあるのがおもしろく、興味深かった。
特に何が起こるというわけでもなく、モノを持たずに生活したらそうなるだろうなぁと思うことばかり起きる。
それが結構「あ〜そういう反応になるのかぁ。なるほど」と思えた。
極限まで生活をシンプルにすることで普段モノに囲まれた生活では見えなかった事が見えてくる。
なんとなくそれをちゃんと映してるなぁと思った。
監督自身が実験し、検証してくれたことが結構すごいことだなと思えた。真似したくてもできないなぁって感じだった。
エンドロールに持って来たものを全部順番にリストアップしてくれていて結構食いついた。ちゃんと見たい。
