ドキュメンタリーということで、展開に起伏はなく淡々と日常が進んでいく感じです。そういった意味では、映画そのものも非常にシンプルというか、ミニマルというか。
映像自体を楽しむというよりも、テーマやメッセージを抽出して自らの生活に落とし込むことに、この映画の価値はあるのかもしれません。
個人的には、仲の良い友人と、「僕は最初に〇〇を選んだ」とか「とりあえずの10個はこの組み合わせに間違いない」みたいな話をしながら実験してみたいですね。まあ、やりませんけど。
とはいえ、簡単にモノが手に入る世の中で、少なからず嫌悪感や罪悪感を感じながら生活している人は多いのではないでしょうか。
かくいう私も凝り性で多趣味でコレクター気質もあり、相当数のモノに囲まれてる生活していますので、断捨離しよう、ミニマリストになろうと思った機会は数知れず。結局、その決意達は長続きしていないのですが、今回こそは頑張ってみようという気持ちになったのも事実です。
同じような悩みを抱えている方にはオススメです。
追伸
この映画を見終えてから3日経ちますが、すでに本を2冊、趣味用品を1つ買ってしまいました。変わらない人は変わらないようです。
