ほだ

エリザベスのほだのレビュー・感想・評価

エリザベス(1998年製作の映画)
4.0
エリザベス女王の即位前後の半生を描いた作品。1500年代の出来事。江戸時代より前なんだ〜と思いながら鑑賞。

やっぱり権力に取り巻く有象無象、誰が味方で誰が敵か、誰につけば自分は勝てるか、そしてローマカトリックの利権も絡み。何だかどこかの総裁選を彷彿とさせるが、、、終盤の巻き返しが圧巻で、いいストーリーの運び方だった。

当のエリザベス女王、即位前後は自身の色恋に溺れていた感があり、これで女王??と、これもどこかの高貴な方の結婚問題を彷彿とさせるが、、、最後は覚悟を決めたことから、その後40年間に及び英国の黄金時代を築く。その心の変化の表現を見事に演じていて神々しくも思えた。非常に重厚な見応えある作品だった。
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