かおる

エリザベスのかおるのレビュー・感想・評価

エリザベス(1998年製作の映画)
4.6
課題として鑑賞したが、かなり面白かった


・全体を通じて暗さと明るさの差が激しかった

・恋に落ちたシェイクスピアと類似した衣装でプロローグのダンスに妖艶さを感じた

・エリザベス嬢のいるお城がカーディフ城に見えた

・"I ask you, why we must tear apart with this small question of religion"
無宗教の私とは違う、信念のある上での言葉だと思う。この心情が理解できるようになりたい

・エリザベスが馬車に乗るシーン。光の使い方や背景音楽で臨場感や残酷さがかなり鮮明に表現されていた

・エリザベスにリングが渡る時の光のアイキャッチ?がかなり印象的だった

・カトリックからプロテスタントへの激動である崩御はかなり質素なものであったように感じた

・絢爛豪華な映像

・ノーフォーク公の宗教の垣根を超えたイングランドへの忠誠心は物語理解の助けとなった

・当時の英国にはこんなに策略が入り乱れているもの?

・Common sense is the most English virtue.にイギリス的皮肉を感じた

・カトリックに悪く思ってしまいそうになるが、ニュートラルな視点で宗教を理解する必要性がある

・所々急な場面転換についていけなかった。

・君主として人を導く神聖なる処女王として君臨するまでの壮大すぎる悲しみ
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