経年変化

ミエーレの経年変化のレビュー・感想・評価

ミエーレ(2013年製作の映画)
3.8
人の生き死にとしっかり向き合っている誠実さが凝り固まった何かを解してくれる。死を映す事で生を照射してみせるヴァレリア・ゴリノ菩薩説が自分の中で確定。
気流に支えられるモスクの円天井のショット、武田鉄矢の「人という字は~」のくだり思い出す。生きとし生けるものへの愛が横溢するとことん優しい映画