~日本よ、これがおそロシアだ!~
なんかのDVDに入ってる本作の予告篇を見て、「おっ!」と思ったそこのあなた!良いセンス!私もそのクチです (え?)
余計な話はさておき、本編の感想です。
~ここからちょっと真面目~
地下鉄が浸水により大変なことになってしまう映画ですが、
地下鉄とは全く関係のない部分でもさまざまな問題が映し出されます。
たとえば毎度倒れてくるハンガーとか、動作が渋いライト、電波の受信がわるいテレビなど。
なんとも昭和チックですが、いずれも老朽化から来ている問題と推測できます。
きっと、こういうことが当たり前になっているのが今のロシアだと言いたいのではないでしょうか。
そういうハインリッヒの法則的な、様々小さい因子が重なって、人災に至ってしまう可能性がある、
現在のロシアに警鐘を鳴らしている作品(なのかな??)
~ここまでちょっと真面目~
さて、本作はロシア映画ということで、ロシアの役者さんを全く知らない私はキャスティングによるネタバレを気にせずにすみました。
この手の映画は、だいたいキャスティングでキャラクターの末路が見えるのでそういうのが無いぶん、純粋に楽しめたと思います。
余計なシーンもありますが、大迫力の列車事故シーンや、事故後の脱出劇は予測できないものです。意外なラストも良かったです。
尚、列車事故のシーンは非常に生々しいので、
懸念の有る方は視聴に十分な注意を払うことを推奨します。