このレビューはネタバレを含みます
あまり好きなテーマじゃないからかな？全然面白くなかった。
そもそもこのガキんちょをここまでして守りたい理由が全然伝わってこない。
主人公のマックスもだけど周りの協力者も然り。
それだけマックスが人々に強い信頼を得ていたと言いたいんだろうけど、それだけの強い繋がりが何故生まれたのかというところもめちゃくちゃ薄いのですごく違和感があった。
とりあえずニナが全然ダメ。
ブスでデブで演技が下手なのは百歩譲って目をつぶるとしても、PC盗もうとしたのが事の発端なのはほんとあり得ない。
ニナの彼氏も、仕事場に部外者の彼女を連れてくるだけでなく人様の借りてる部屋にそんな部外者を平気で連れ込むなんて、殺されても同情できない。
それ以前にVIPが泊まってる部屋にあんな若造のアホみたいな従業員が出入りできるわけないと思うけどね。
ルディの家にかくまわれてる時も、インスリンを取りに行くのになんでわざわざマックスが行くわけ？
ルディが行けばいいのに。
もし自分が留守中に何かあったらと普通は考えるはずなのに不自然。
こういうご都合主義な場面がかなり目について物語に入り込めなかったわ。
マックスやサラやルディの過去に何があったのかを、ニナからの質問の答えで説明してしまおうとする手法も安易すぎるし、そもそもニナが詮索しすぎでウザい。
ニナ役の少女はティル・シュヴァイガーの娘らしいけど、本物の親子でこんなのやるって恥ずかしくないのかな？
観てるこっちが恥ずかしくなってくる。
だいたい監督作品で主人公まで演じてしまうのって私物化みたいであまり好きじゃないんだけど、それに娘まで出すなんてちょっとやりすぎでね？
めっちゃ可愛くて演技もうまい子ならまだしも、アレでしょw
なんかねぇ…。
ガンアクションがセールスポイントみたいだけど、スローモーションを多様しすぎててそんなに凄いとも思わなかった。
なんか、これをアフガンで戦う兵士に捧げられてもなぁ…って思っちゃったよ。
ま、モーリッツ・ブライプトロイで和んだからいいけどね。
