イスラエルの映画…
タルムード学というのが何なのかわからなくても楽しめます。
が、みたあと気になって調べました。まだまだ知らないことだらけ。
これは『母の身終い』父親編なのではないかと思いました。かなり捻じ曲がってしまって、緊張感漂う父親と息子の関係。
息子は晴れのスピーチで父親のことを尊敬しているアピールをする。側からみると普通のことかもしれない。息子はそれがわざとにならないようさりげなくやっているらしい。
研究といってもやり方やその哲学はいろいろある。世の中の流れに合わせるか、自分の意志を貫き通すか…
両方が必要なんだろうと思う。だけど難しいのかもしれない。父と息子の深い溝。
この溝を埋めればいいというものでもなく、研究に邁進して、いつか溝の深さなど関係なくなるのか…今世では難しそうだけど、ラストにかけて、そんな希望がみえた気がしました。