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アデライン、100年目の恋のnenecoのレビュー・感想・評価

アデライン、100年目の恋(2015年製作の映画)
4.0
記録。

いつまでも、若々しくいたい。って女性としては思うけれど、この映画を観てから「老いること」の素敵さということに気が付かされた気がする。

映画の世界観がもう最高に好きです。
おしゃれ、そして美しい。
ブレイク・ライヴリーが本当に美しい!

「年を取らない(老いることがない)」ということは、本当に幸せなのか?
娘は年老いていき、老人ホームの話。
それを聞いたアデラインは、少しムッとしていて、嫉妬しているような羨んでいるように見えた。
飼っていた犬でさえも老いていき、アデラインは孤独だったことだろう。

「花のプレゼントだよ」と言って、花の名前がタイトルに入っている本を数冊渡す、、めちゃめちゃロマンチックじゃないですか~~~!最高!!

「永遠に変わらないものを教えて」とアデラインが言うシーン、、じーんと来ました。
星空のサプライズも素敵だったな~。

「人生は短いのよ」と、若き頃の残酷な運命を知らない頃のアデラインの言葉が、すごく胸に来ましたね~~~。
色々と考えさせられました。

ラストを観て、ふと思ったのだけど、、ウィリアムとは気まずくないのかな?笑
あと、ぶつかってきた車は政府なの??とか疑ってしまった。笑
(残るモヤモヤ、、笑)

アデラインには幸せになってほしい!!と思った映画でした。

いつまでも、若々しく美しくいたい。
女性なら誰だって思うこと。
でも、それは年老いながらも美しくありたいということ。
愛する人と共に年を取ることほど、素敵なことはないなと思った。
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