女

ぼくを探しにの女のレビュー・感想・評価

ぼくを探しに(2013年製作の映画)
3.9
ど…独特の…。
突然みせられるショッキングな出来事と、魅力的な登場人物たちの繰り広げるシュールな展開がなかなか面白い。
両親の死から『だんまり』になってしまった33歳のピアニスト、ポールが、周りの人と関わり合いながら夢の中にぶっ飛びつつ、幼い頃の両親の記憶を呼び覚まそうとするお話でした。

夢も現実も素敵なんです、
マッチョのイケイケが超ノリノリで歌ったり、チャイ系ミシェルがなんとなく可愛かったり。それに撮り方がオシャレすぎて。揉み上う女たちの様子が陰で映されたり、公園を上から撮ったり。

両親の死因が出たときは、「ぎゃーフランスっ!」て思った。あ、プロデューサーがアメリと一緒なの?ふーん。プロデューサーって映画作りにどれくらい影響するもんなのかしら…
正直、観て心に残るものはそんなにありませんでしたが、最後はこちらも思わず微笑んでしまいました。ふふ。
いずれにせよ、映像が好みだったのは事実!それに合わせた音楽も好みだったのです。

(あ、途中で3時間くらい寝てしまったけれど、映画がつまらなかったからではないと思うの)
女