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清須会議の女のレビュー・感想・評価

清須会議(2013年製作の映画)
3.5
何も考えずに観れる歴史物の映画。

だから本物が観たい人は嫌がったり、評価を低くしているかもしれないけども、“歴史映画観るの怖い”派の人間には優しくて良かったです。人の死ぬシーンとかも少ないし(いや、出だしから織田信長•信忠親子は死んでいるんだけど)、中谷美紀は眉毛ゴン太で踊っているし、アホの妻夫木聡眼福だったし。…妻夫木はアホが本当に似合うねぇ。。ちょっとギャグが過ぎるようなところもあったけど、へへ、楽しかったよ。

剛力さんが出る度に夫は何故か笑っていましたが、人によって笑うツボが様々みたいで、「ステイホーム、力まず皆でのんびり何か観たいねー」の時間にはちょうど良かった。

他に何かレビュー書いた方がいいかな、えーと、三谷幸喜作品、やはり俳優ありきというか、演劇の延長の映画。なので、壮大なスケール感!とかそういう所謂映画っぽいデカい期待をもって鑑賞するのは違うよな、と前から思っていて。映画が好きな人の、“面白い!大絶賛!”を前提に観たら、当然「こんなもんなの?」ってなるんだろうな。あんまり頭使わずに眺めて「へへっ」てぐらいの笑いが丁度いいのかなって思いました。そう、私は好きよ。

あと、大泉洋、めちゃくちゃ良かった。
大泉洋は特殊メイクしててほしい。“大泉洋”で出ちゃうと、水曜どうでしょうがよぎるから。あと推しの小日向文世と役所広司、可愛い。おじさんを可愛いと思える映画。
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