たまたまなんだけど映画一切関係なく、今日（2021/10/17）のNHK総合の夕方の海外ニュースの番組内で、インド・ムンバイのダッバーワーラー（弁当配達人）の事を取り上げていて、それでこの映画をアマプラのウォッチリストに入れていたことを思い出し見てみた。
詳細分からないけど、インド・ムンバイでは家の弁当を昼に食いたい人（本人）が弁当を持って出るのではなく、家族が弁当を食べさせたいもう一人の家族に弁当を送り、何百人もいるダッバーワーラー（弁当配達人）がそれを学校や勤務先に届ける、というのがインド式らしい。
この物語もそんな弁当システムにて話が構成されるのだが、その弁当を届ける先がよく分からないが別の人のところに届き、その誰だか知らない弁当を食べてくれる人との文通がストーリーになっている。
個人的にはインド版「ユー・ガット・メール」かな？とも感じたけど、インドらしい？というかどこか日本にもルーツを感じる「遠慮（もしくは、いくじなし）」から、ボタンの掛け違い的な展開になるところが絶妙。
ただ物語の最後が個人的にしっくり来なくて、面白い映画か？と問われると少々難しい。
日本人なら分かる「奥ゆかしさ」、もしくは「控えめ」がカギとなっている事は確かなので、その辺を愉しめるかどうかかなと思う。
