真兵成花

ある優しき殺人者の記録の真兵成花のレビュー・感想・評価

ある優しき殺人者の記録(2014年製作の映画)
3.0
クライマックスからラストまではとても良かった。
ただ、「終わり良ければ全て良し」 ではないが、クライマックスまでは特に面白くなく、本当にただラストだけの映画だった。

いつものぶっ飛んだ面白キャラやボケがない真面目な作品だからこそ、最後が際立つのだが、話の途中に笑いがないと正直つらいなと思った。
急に日本人カップルがおっぱじめたシーンなんかは、「ナニコレー」という感じで、尺稼ぎとしか思えなかった。
コワすぎ!なんかだと笑いに昇華できるので見てられるシーンも、真面目な作品だとただの無駄なシーンでしかない。

腸が体から出てようが、都合の良いところまでカメラを撮り続けるカメラマン白石のプロ根性には脱帽。

触手がいつもの安いCGではなく、なかなか立派なCGだった!
あと最後のポッと出の女優さん、ポッと出の割に美人で驚いた(笑)
真兵成花

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