何故か製作に清水崇を迎え入れた『霊幻道士』のリブート。
今作は現代らしいダークな雰囲気で、キョンシーそのものが恐怖の万物として取り上げられているのがミソ。
セルフパロディみたいな点も多く、過去の道士シリーズのキャストもカメオで多く出演しているのは嬉しい所。
主人公も『霊幻道士』の主人公役のチン・シュウホウだしね。
リチャード・ンもジャッキー映画常連で『スキップ・トレース』の時もワンシーンだけ出ていたが、今作でも元気な姿を見せてくれている。
コメディホラーとしての立ち位置が強いキョンシー映画だが、きちんとホラーとして成り立たせているのは清水崇の手腕なのかな。
だがキョンシーは例年のキョンシーでいて欲しいんだよなあ。