アガサ・クリストフ原作の三部作1作目の映画化
というのをすっかり忘れ、鑑賞後即3冊ポチりましたw
これは文字でも感じたい!!!
音楽がヨハン・ヨハンソンということもあり、また戦争中の話ということで、終始重たく閉鎖的。
そこで生きる双子の兄弟。
その成長。
美しくも過酷で優しさを感じてもシビアで、そしてどこまでも二人。
さらにラストは……
うむ、凄い作品だった。
戦争末期のハンガリー。
1944年8月14日から双子は日記をつけることにする。
魔女と呼ばれる祖母の家に疎開させられ、"メス犬の子供"と罵倒されながら仕事をし殴られ、勉強や日記は続け、隣の家の少女と仲良くなった。
二人は身体、精神を鍛える。
残酷さに慣れる訓練も。
そして一番大事な訓練を迎える……
"汝殺すなかれ"って言うけれど
みんな殺してる
子供は大人をよく観察していますよね。
そして的確に突いてくる。
二人だけの世界にいるようで、しっかり周囲を見て考え行動していた。
大人にはませた美少年が二人いるようにしか見えないだろうけれど。
母は?父は?
何故祖母は魔女と呼ばれる??
その辺りの説明はほぼなく、二人の主観で進んでいきます。
そしてラスト。
おぉー。。。
これは早く続きを知りたいっ!!!
勿論原作を読むけれど。
続きは映画化しないのだろうか?