たむランボー怒りの脱出

刺さった男のたむランボー怒りの脱出のレビュー・感想・評価

刺さった男(2011年製作の映画)
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地面から出てる棒に後頭部が刺さってしまって動けない男。

少しでも動けば脳に損傷をきたすというこの状況だけで、90分のあいだ観客を緊張させつづける。

動かない男の周囲の人物は、それぞれの欲望のために動き回る。
だから、<動>の要素満載のイグレシア節は健在。

欲望のせめぎ合いをこれほどパワフルに描けるからイグレシアはおもしろい。