エンドロール後、ハン議長はほぼ当確でシビュラシステムは引き続き導入され、そして旧市街で射撃練習をする子供のシーンで幕を閉じる。
幼少期から銃を撃つことを覚えた子供の色相は果たして濁るのだろうか。
そこには正義がありシビュラでは裁けない。それはいずれ、法ではなくシビュラに頼っているシャンバラフロート崩壊へと繋がるだろう。
主人公の「歴史に敬意を払いなさい」というシーン、これは世界各国で先人たちが血の滲むような思いで民主主義を獲得したことを言っている。ハン議長再任を望んだのはおそらくシビュラ統治下の平和と調和に守られた国民という限定的な層だろう。SEAUnの国民全体に目を向けない結果がシャンバラ崩壊を招くのでは無いだろうか。