劇場版 PSYCHO-PASS サイコパスの作品情報・感想・評価

「劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス」に投稿された感想・評価

瞬時に人間を精神分析、潜在犯を数値的に算出、場合によって刑罰を即時執行することも可能な仕組、通称PSYCHO-PASSが施行された社会を舞台にしたディストピアSFアニメ。TVシリーズは近未来SF要素を除けば凸凹バディ刑事ドラマ(キャリア&ノンキャリア+元犯罪者の執行集団)だが、映画では舞台が海外へ飛び、よりシンプルな洋画SFアクションもどきとなる。洋画っぽさを希求するため台詞は半分くらい英語で話されるのだが、いまいちな英語の脚本と、声優による下手な英会話、和製SFらしい小難しい観念的な長台詞は、雰囲気をぶち壊すので、ちょっとなぁ……。それから主演声優の花澤香菜、フワッとした声がかわいいんだけどこういうハードSFには不向きという弱点がTVシリーズより強く浮き彫りになっている。ただ作画はブレないし劇場版アニメとして良質の水準は保っているので、クドい日本のSFと洋画っぽいアクションとをアニメに求める人には推奨な一本。
ms

msの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりに観たけど狡噛慎也という男は本当にバカヤロウだな!とキレ芸かましてしまった。
内戦の残り火がちらつく発展途上国で民主化運動に助力してると言ってもやってることはテロリストだしバキバキにマッチョだし…かっこいいのが悔しいが基本的には大バカヤロウだ…

やっぱり「ギリギリ踏みとどまってる」狡噛の方が魅力的だった。完全に遊軍的に暴力を行使する彼より社会システムとポリシーのギャップに葛藤しながら警察組織の中で踏ん張って戦ってる姿をもっと見たかったと思うばかりである。

一方で宜野座はどんどんクセのないイイ男になっていて、なんだか普通にかっこいい。あの立ち位置でもがいて苦しんだだけあって、達観したような泰然とした男気を身につけていた。
狡噛に向けた「二度と顔を見せるな」というあの言葉の厳しさにも宜野座の誠実さを感じる。

最後のメッセージ、「正義の進化が問われる」の正義をシステムと読ませてしまうのが怖すぎるな、その本末転倒が人間の生死にダイレクトに関わってくる世界って…
正義の進化?正義の真価?正義の神化?

というかどう考えても火薬を使った銃火器よりドミネーターで殺される方が10000億倍えげつないグロさだ、最後に公安が援護に来たシーンも正義がやって来たぞ!わーい!って感じじゃない。あれはもう殺戮でしかない。
maco

macoの感想・評価

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シビュラシステムが管理する日本が、海外からどう見られているのかが興味深かった。あと単純に、狡噛さんが見られてうれしい。アニメのシーズン1は人間が主人公だったけれど、その後はほとんどシビュラが主人公と言ってもいい。これだけハードな内容のアニメが人気を集めるのは嬉しいことだけれど、もうちょっとドラマ性も深まるといいなと思う。
公開当時 センター試験三日前から1期1話をみはじめて試験の翌日に映画館へ見に行った、それほどハマったシリーズの劇場版
1期2期の後の話。平和と秩序の輸出ってすごいよね。物は言いようだけど
SS3部作観たあと、みなおしてぇ〜〜てなったのでBlu-ray観ました。

「社会の形を選び、認める その権利の為に昔から人は血の滲むような努力をしてきた。歴史には敬意を払いなさい」


PSYCHO-PASSシリーズってシステムの統治や監視官・執行官とかの行政形態、雑賀先生槙島狡嚙らへんの心理的文学的なやりとり、キャラクターの個性、あとは執行時のグロさとか?面白い観点が割と多くてどこに惹かれてるのか多種多様だと思うんだけど、
わたしはやっぱり一番はあかねちゃんが説く社会とか正義とか法の在り方が好きです。他も好きだけど。

古代ギリシャの時代から人間が探し続けてき共存の形を、現代においてなぜ歴史や法を学ぶのか、学ぶべきなのかを教えてくれたシリーズです。

いまの日本で生まれ育ってるからこそ民主主義は当たり前にそこにあるものって認識しちゃうけど、標準装備じゃないんだよな

何を守るのか 何を求めどう生きるのかを自分で選べる現状にどれほど価値があるのか忘れがちだけどそれも思い出させてくれるからPSYCHO-PASSシリーズめちゃ好き最高ありがとう 生きます
1期、2期と観ていないと少々ついていけないですが、1期のラストで姿を消した絞噛のその後が観れる作品。

相変わらずシビュラは正義を謳いつつドス黒さもあるのでいつものPSYCHO-PASSでした。
1期2期を見た人向け。単体作品ではない。
最後のシビュラの言葉にこれからの社会にすごく大事な言葉が含まれてた
外枠としては面白いけど、なんかストーリー少し素直だなって思った
海外を舞台にしてスケールを広げ過ぎかと思いましたが、狡噛慎也の後日談として描くには仕方がないのかな。公安局刑事課一係としての活躍が少ないのが残念です。
uta

utaの感想・評価

4.5
シビュラシステムが輸出された国、SEAUnを舞台に繰り広げられる常守朱&刑事課一係と、逃亡中の狡噛の物語。

アクションシーン多めで、今作の敵キャラは戦闘狂ではあるんだけど哲学も持っていて、狡噛とのバトルが非常に熱い。刑事課一係の面々も皆二期から成長していて、特にポニチカ(ポニーテール宜野座伸元)は一期の情緒不安定だった頃は見る影もない落ち着きっぷり。

ストーリーも相変わらずのPSYCHO-PASSワールドで満足です。
Mari

Mariの感想・評価

3.7
二人のツーショットを見てると楽しい。俺に付いてこいと、追いかけたいと。目標があるから、立ち向かう、努力、真実を見つけたい。
シビュラシステムの輸出、狡噛慎也との再会。
世界観、物語、アクション、すべて楽しめた。
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