キャスバルとアルテイシア兄妹の幼い頃の物語。父親のジオン・ズム・ダイクンが暗殺され、政敵のザビ家によって政治利用されそうになるところをジンバ・ラル、ランバ・ラル親子に救出されるまでのエピソード。ガンダムの世界観はおもしろい、というか、相当つくりこまれているなあ。いろいろ見直さねば。
キャスバル兄さんの負けん気の強さはすごい。モビルスーツなんて操縦したことないだろうに、ガンタンク1機で、4機のガンタンクを破壊してしまいます。アルテイシアは甘えん坊で天真爛漫な感じ。戦禍に巻き込まれていくと思うと、不憫でなりません。
ランバ・ラルは渋くて格好良かったです。登場人物もほぼ全員美男美女で華やか。今回登場するモビルスーツは、冒頭のザクと、終盤のなんかダサいガンタンクだけですが、戦闘シーンは、きれいな画で、迫力がありました。満足。
まあ、とにかく、あまりよく知らなかった赤い彗星のシャアの誕生秘話パート1ですが、生い立ちから母との別れ、取り巻く人間関係まで把握できました。パート2以降が楽しみです。