観てきました。興奮冷めやらぬまま帰ってきまして落ち着いたのでレビュー書きます。
もともとSFは大好きなのですが、伊藤計劃さんの描く世界観がとても好きで、彼の紡ぐ言葉や表現を今後作品として手に取ることができないのが非常に惜しく感じます。
ハーモニー、屍者の帝国は原作を読んでから劇場に行きましたが自分には合わなかったので本当にさらっとしか触れていなかったのですが
虐殺器官だけは公開前からずっと気になっていて最初にアニメ映画化されると知った時には喜びと同時に「どこの会社…?監督は…?」と原作レイ◯だけはしないでほしい気持ちでしたw
延期されたことによって公開日が変わり、自分の中でも虐殺器官の存在が薄くなりかけていたところへ昨日親しい人から「虐殺器官明日公開なんやってね〜」と聞き、急いで公式を確認すると…!節分…!知らんかった!!
すぐさま座席確保(^^)笑
待ちに待った瞬間のために仕事が手につかなかったのは内緒。
観終わったすぐの感想としては
つかれたなぁ、と。w
そんなに大きいシアターではなく、お客様はかなり入られていて息遣いとかも聞こえてくるくらいの密度だったのですが原作をお読みでしたら分かるのですが内容が厚く、文章を脳内で変換してるなぁ、と感じる作品でもあるので皆さん休憩を挟む場面が似ているのですw
はぁ。とため息をつかれている方が多い印象でした。
でも本当によくやってくださいました。こんなに想像通りにアニメーションとして作品になるとは思っていなかったのでとても嬉しいです。ですが何故満点評価にしないのかと。
したいのは山々なのですが、わたしとしては冒頭の入り方がどうも違和感があって。やっぱり頭の地獄の中での対話というのは必須だったのではないかと。あんなに分かりやすく「起」として描き出す必要を感じませんでした。やはりそこは大衆を意識した部分もあってのことなのかなぁ、とかw
あ!そういえば入場者特典のボイスは必ず観終わってから聞いた方がいいです!絶対!その方が映画と小説が生きてきますから!
殴り書きみたいになってしまったので誤字があるかもしれませんがご容赦くださいませ(あまりに好きな作品だったのではしゃぎすきだ)