・新ジャンル、
バイオレンスコメディポエミーアクションの傑作第二弾。
・プロローグ、マーヴのモノローグとともに前作から健在なガラスをぶち破ってから登場。それからはじまって荒唐無稽なアクションからのカッコいいタイトルバックそしてカッコいいオープニング。
・「前作までのシンシティは」ばりの振り返りがアウトサイダーながら親切!
・前作にひきつづき、モノクロ映像、コントラスト際立つ一部の色彩が目をひきました。
・マーヴがマヌートと対峙、目をえぐるところはいつものロドリゲス。その後ドワイトのもとに向かったとき、マヌートの帽子をかぶりながらやってきた!カワイイ!急いでるだろおまえ!かぶってんじゃねえよ笑
・殺戮のシーン、相変わらずのトマト踏みつぶす勢いのセンス。ミホの殺し方なんでもアリになってた。ミホに銃弾などあたらないのだ!
・ギャンブラーのジョニーの手さばきかっこ良かった。
コイントスの手癖とトランプのモノクロ反転かっけえ!
・全体として、もっともっとストーリー奥行きをみたいとおもった。カタストロフィーは期待ほどなかった。
・ジョン・ハーティガンはオマケです。映画界きってのオマケでした。もう殿堂入りのオマケです。しかしラストシーン、オチへのきっかけをくれます。オマケなのに。
・時系列が複雑になっている。もしくはパラドクスが起きているところもあり(一度で把握できなかったが)、ファンの僕としては楽しめた。ストーリーのテンポは前作とどうしても比較した。あきらかに鈍かった。ポエミーコメディなので講釈たれている姿も滑稽だけど、ちょっとしつこい!
・最大の見所ポイントは、なんといっても、
ガラスをキャラクターが何回ぶち破ったか。に尽きる。
ぼくはこれまで、こんなにガラスがぶち破られる映画をみたことがない。
あったら教えていただきたいくらいだ。
僕がもし、シンシティで生きていくとしたら絶対にガラス屋をやっていくに違いない。少なくとも今作は、前作をぶち破ることはできなかったが。