こばまさ

X-MEN:アポカリプスのこばまさのレビュー・感想・評価

X-MEN:アポカリプス(2016年製作の映画)
3.6
X-MENシリーズ9作目。
(※8作目の『デッドプール』は鑑賞済なので、今回は一旦飛ばします)

前作『フューチャー&パスト』がほぼ完璧な内容だっただけに、ここからどんな展開が待っているのか?
それでは、3部作完結編を噛み締めながらいってみよう。


-時は古代エジプト
紀元前3600年、この時すでに世界で最初のミュータントは存在していた…
その時代のシンボルとなったアポカリプス(オスカー・アイザック)は、その後も自分の魂を他の身体に移し、乗り移る度に母体ミュータントの能力を蓄積させ、そして遂に1983年の今に蘇った。
X-MEN達にとって、史上最強の敵が現る-

“少年ジャンプの黄金期!”


ここまで来ると、もう何でもありな感じが否めないけど、個人的には嫌いじゃないよ。
ここまで積み上げたキャラクターや、ヒーロー達を生かすも殺すも監督次第。

そう、ブライアン・シンガー監督もこの作品でX-MENトータル4作目の指揮をとる。
正直言って、どの辺がブライアン・シンガーらしさなのかもう分からない。
でも、逆にこの監督じゃないと任せられないところまで来てたのかな?


とにかく、この最強の敵?アポカリプス?の強さがイマイチよく分からん。
そもそも、何がしたいのかも分からん。
いや違うな、分かった上でその行動が理解出来ない?と言った方が正解かな。
要は、なんかもったいない。

一方で、もう何回観たか分からない程、不幸へ一直線のマグニートー。
マグニートーに不幸が起こらないと、話が始まらないのか?
そして、その度にいじけて悪に染まるマグニートー。
キミは学習能力がないのか?それとも記憶喪失なのか?

そしてそして、プロフェッサーXが何故つるピカハゲ丸になったのかが、今回遂に判明します!
単に老化でハゲたと思っててごめん…


今回初登場となる、サイクロップスの若い頃役のタイ・シェリダン。
ちょっとバリー・コーガンに似てる!
いや、並べて見比べたら全然似てないんだけど、何か似てない?気のせい?

あと、ジーンの若い頃役のソフィー・ターナー。
めちゃくちゃ美人だし、めちゃくちゃスタイルもいいんだけど、なんかしっくりこない。
なんでかな?なんでだろう?ワタシだけですかこの違和感?
見慣れないだけならいいけど…


結果的に、クイックシルバーが1番いいシーンを持って行くし、それじゃ前作と何も変わらないよ。
ヒュー・ジャックマンの登場はちょっとテンション上がったけど、そこのお楽しみは次作へ続くんだろう。


やっぱり、一気に観ると流れが分かり易いのはあるけど、若干飽きる。

デッドプールは飛ばすとして、あと3作かぁ…
気長にいこっと。
こばまさ

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