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X-MEN:アポカリプスのminoriのレビュー・感想・評価

X-MEN:アポカリプス(2016年製作の映画)
4.1
個人的に、X-MENシリーズの中で最高かもしれないと思いました。

まさに「集大成」という言葉がぴったりの作品。
ブライアン・シンガー自身が監督したX-MENの1,2作目の流れをしっかり踏襲しているうえに、マシュー・ヴォーンが監督した『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』のDNAもガッツリ組み込まれている。

ミュータントたち1人1人の活躍もしっかり描かれていて、全員が主人公に成り得るような展開なのも良かった。
中でもプロフェッサーX(チャールズ)役のジェームズ・マカヴォイ、最高でした・・・!

ストーリー的に無理矢理持っていった感が否めない箇所もあったけど、それが気にならないくらい、しっかりした内容だった。


あと、先日観た『シング・ストリート みらいのうた』で流してほしかった曲が本作で流れ、シーンの疾走感と相まって思わず興奮してしまった(笑)

そういえば闘技場のシーンで一瞬登場するだけのミュータント、あれ多分原作のあのキャラだろうなぁ。シンガー監督の細部へのこだわりを感じました。


チャールズとエリック、プロフェッサーXとマグニートーの関係性がしっかり描かれていたのも、とても良かった。

小学生の頃から好きだったX-MENシリーズが一旦終わってしまうのは寂しいけれど、集大成に相応しい作品が観られて嬉しかったです。
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