このレビューはネタバレを含みます
原作既読。
これでR15なのか大丈夫なのか、というくらい血飛沫が飛ぶ。蛇口をひねるように出て来る。すごい。血糊の大盤振る舞い。日本の映画ではグロ描写が抜きん出てる。吃驚した。
大泉さんの鈴木秀雄とても良かった。原作より綺麗でかっこ良い秀雄だった。あと塚地さんと吉沢悠が良かった。狂気にふれた時の演技たまらない。
一方で原作にある女性キャラ達の端折られたエピソードが残念。比呂美・つぐみ・秀雄の彼女の徹子、特に徹子のエピソードは秀雄の根幹に関わるので入れて欲しかった。
それでも単行本1〜8巻あたりまでを詰め込み、なんとかまとめてる。終始、事態に翻弄されて逃げ回っている為、ろくな会話や詳しい背景描写もほとんどないが、テンポがよく特に後半にはスカッとする。原作がまだ連載中で、謎が謎のまま進んでいるのでゾンビについて分からない部分があるのは仕方ない所なのかなと思う。説明や伏線回収が少ないのは次作ありきで作っているのかな。
アイアムアヒーロー2を是非お願いします！
