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グレイテスト・ショーマンの333のネタバレレビュー・内容・結末

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

興奮もだいぶ落ち着いたので感想など。
IMAXで鑑賞。音・映像のいい環境推奨です。
とても好きです。熱気にのまれました。
バーナム夫人とサーカス団員の懐の深さすごい。
ヒュー・ジャックマンじゃ憎めないずるい。

マイノリティとマジョリティ、対比、わかりやすい描き方をしていた。
映画の内容は、受け取り方次第で評価がまっぷたつに分かれそうです。
実はバーナムさんが実在した方だと知らずに見たのだが、それも良かった要因かも。
実在した人であるが映画は史実ではないので、『事実と違うじゃないか!』と意識がそれる事も無かったので。音楽や映像に埋没できた。

・自分らしくありのままでいい
・夢を追い続けること
・人は愚かで失敗するけどそれを許すこと

こういう事を実際に現実にしようとしたら、マイノリティ・マジョリティ関係なくすごい難しいと思う。
誰しもが様々な悩みとか想いとか持っているし、そういう意味では、万人に向けた応援歌のようなものに感じた。

現実として人が自分らしく失敗せずに夢を追って生きる事は難しいからこそ、この映画の暑苦しいくらいの前向きさと強かさが心地いい。
とにかく歌とパフォーマンスのポテンシャルが凄すぎて『ん?』と気になった箇所がいつのまにか押し流されしまうw
物語の整合性とか、少し説明不足な展開がどうでもいい瑣末ものに感じてしまうくらいの力技、激流でした。途中から喜んで流されて行った。
まさにショーです。

これから見る人には
楽しんで見て聞いて欲しい映画です。
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