このレビューはネタバレを含みます
原作は、同名漫画で途中まで読んだのですが、あまりにも私にはグロくて、断念していました。
我らが北海道のヒーロー、大泉洋主演ということで観に行きました。
レビューが結構高いけど、実際どうよ?と思いましたが、かなり楽しめました。
主人公の英雄は、漫画家のアシスタントをしている35歳。彼女と同棲中。
出版社に漫画を持っていくも、突き返され、自宅に戻ると、彼女から愛想をつかされ、家から追い出される。
近くで一夜を過ごし、仕事場に行くと、彼女から、やっぱり英雄と一緒に居たいと電話がくる。
喜んで家に帰り、ドアを開けようとすると鍵がないことに気付く。彼女に電話をすると、中から着信音が。小窓から中を見ると、彼女がベッドに横たわっている。
彼女の名前を呼ぶと、ムクっと起き上がり奇妙な動きをしながら、こちらに向かってくる。
勢いよくドアが開くと、そこには彼女の姿をしたゾキュンが!
東京の街はゾキュンで溢れ、英雄は銃を抱えたまま逃げ、偶然ヒロミという女子高生に出会い、富士山に登れば感染しないという情報だけを頼りに逃げる。
山を抜けるころ、ヒロミが半分ゾキュンになっていると分かるも、行動を共にする。
大型アウトレットにたどり着き、安住の地を得るも、そこでは権力争いが。
2人に待ち受けている未来は…。
普通の漫画しか書けない、冴えない男が本物のヒーローにかわっていく姿が、めっちゃかっこいい。やっぱり、大泉洋ってすごいんだなぁって改めて思いました。
大泉洋らしい、ちょっと笑えるシーンもあって、そこもいい。
脇を固める、吉沢悠、岡田義徳、徳井優がすごいいい演技をしています。
ただの感染物(ゾンビとかそういうの)映画ではないと思う!
確かにグロいし、血だらけだし、頭吹っ飛ぶし、ウーワーって思うシーンばかりだけど、是非劇場で見て欲しい‼︎