A8

シェフ 三ツ星フードトラック始めましたのA8のレビュー・感想・評価

3.9
ハッピーハッピーハッピー😀
悪いやつもいなければ、黒い闇も見えない
最後まで幸せな気持ちで観れる映画を
これだけ面白くできるのはすごいと思った。

プライド高めの料理人は、“ツィッター”で思わず、自分料理にケチをつけた批評家に喧嘩を売ってしまった。
そこから仕事、金、地位を失った主人公は
縁のある街マイアミで別れた奥さんと子供でキューバサンドを食べたのである。
おいしさに感動した彼は、“フードトラック”でキューバサンドを作ることになる。

自分の好きな事で相手を笑顔にすることは本当に幸せな事だ、、
そんなセリフが作品で登場するのだが、本当にその通りだと思う。
そして、その言葉を実行する主人公と、
彼を手伝う友人、そして息子との関係、、
絶望をハッピーに変えていく道中も
“好きなこと”をしている彼の姿はとても輝いており、“料理”を通じて周りを幸せにしていくのであった。


息子との友達のような関係性は見ていてほっこりしたし、主人公のキャラクターを表していた。
感情正直者の意思強めで、情に厚く
自分の志すものに対して妥協はできない。
そんな彼の作ったキューバサンドも
妥協は一切なかった。


暑い南国のサンバも爽やかに感じるほどハッピーで、清々しい映画だった。
A8

A8