A8さんの映画レビュー・感想・評価

A8

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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

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表現する行為において不要なものを全て取り除いた結果がこの至高ともいえる作品が生まれた。
また、表現者と観客がこの素晴らしい雰囲気を作り出しており、映像から観たこちらからもその雰囲気に酔いしれた。
心地
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

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「ボーダーライン」や「プリズナーズ」のドゥニヴィルヌーヴ監督が描いた作品。中東にルーツがありカナダに住んでいる姉と弟2人の兄弟はいつも焦燥としていた母が死に、その母の遺言から存在すら知らなかった兄と父>>続きを読む

羅生門(1950年製作の映画)

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はじめての黒沢明作品、、約70年ほど前の作品である。そして70年経った今もストーリーはもちろん映像、アングル、工夫、、どれをとっても人を引き込む物語の作り方が格の違いのようなものを感じ、どれだけ彼の作>>続きを読む

ベルファスト(2021年製作の映画)

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時代を遡り60年代の終わり北アイルランド紛争真っ只中のベルファストを舞台に、そこに住むある家族を主人公とした作品。
彼らの時代を描くのはモノクロの世界、最初この作品を観る前そのことが壁となっていたのを
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

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あと二日で終演してしまうとのことで、終電だろうと気にせずティモシー目当てでこの作品を観た。
テーマが食人、、R18、、ということで重いことを覚悟してこの作品に臨んだがその予想はいい意味で外れた気がした
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レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

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初インディージョーンズ、、あの有名な音楽を聴いた瞬間テンションが上がりワクワクした。そしてジョーンズが困難を乗り越えていき生き生きと宝を求めて冒険していく姿にさらにワクワクする作品であった。
インディ
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

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フェイブルマン少年が映画に出会い、映画に夢中になり、映画という夢を抱き、映画に生き始めたそのときまでを描いたスピルバーグの自伝的作品だった。
夢というものを一度は持ったことがあるだろう、、そして今現在
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Winny(2023年製作の映画)

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20年前、この日本で起きた優秀なエンジニア対国家の争いを元にした作品。そしてこれはただの争いではなかった、国家の横暴であり優秀な若者たちを潰す、、とにかくこの事件そしてこの裁判はこれからのエンジニアを>>続きを読む

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

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まあなんてキャストが豪華なこと、、レオナルドディカプリオ、ジェニファーローレンス、ティモシーにケイトブランシェット、、
とにかくそんな豪華キャスト陣を容赦なくキャラクターとしてはめ込んでおり、この作品
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いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

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この映画を観る前から事前にストーリーや予告などを拝見し涙を流しそうになり、是非映画館で鑑賞したいと思っていた。
そして、今日この作品を観ることができてまず、、「愛」の尊さ、美しさ、強さ、素晴らしさが溢
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ミナリ(2020年製作の映画)

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韓国の4人家族がアメリカという土地で夢を掴む、、という作品であると思うが印象としては確かに父はこの土地で成功した姿を子供に見せたいという意識が強かった。だが母はそういった意識よりは幸せに安定して暮らし>>続きを読む

プリズナーズ(2013年製作の映画)

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ある日突如として誘拐された娘、愛するものを救うためヒュージャックマン演じる父が命をかけて探し出そうとする、そしてついには法や倫理感まで一線を超えていく、、
ヒュージャックマンの血気迫る演技は目を見張る
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スーパーノヴァ(2020年製作の映画)

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タスカーとサム2人の幸せそうなカップルはキャンピングカーに乗り美しい大自然を走っていく。
だがタスカーは認知症を患っているのだ。それがこの旅の理由でもあった。
彼らはゆかりの人々に会い、美しい場所を走
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ラスベガスをやっつけろ(1998年製作の映画)

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薬をはじめぶっ飛びすぎているので観ている側の感覚が狂うのはいうまでもない。
とにかくぶっ飛んでいるのでストーリーに対してついていくかどうかではなくこのハイな感じを彼らとともに楽しめるかが重要な気がした
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ブラックライト(2021年製作の映画)

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ある女性政治家がひき逃げされた事件が起こった、その事件はFBIが関与していたのだ。
FBIのフィクサーとして長年働いていたリーアムは次々に巻き起こるこのような不審な事件を機にFBIの闇であったことを知
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

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ぶっ飛んでる!笑いあり、そして感動もありだが映画の深さ自分の未熟さを痛感する作品となった。
マルチユニバース、とても複雑で置いていかれないように踏ん張ろうとしたもののうまく理解できなかったり後から発見
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とっくんでカンペキ(2012年製作の映画)

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3分弱のなんとも短い作品、セリフもなくシンプル明快であった。
物語は男の子のはじめてのキス、それまでのそわそわ感やかわいい練習を主に描いていた。そしていよいよその時が来るまでの男の子の心情が一連の描写
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真実の行方(1996年製作の映画)

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大どんでん返しの作品だが誰が犯人だ、、彼が犯人だったのか、、というように真犯人を見つけていくというよりも、弁護士リチャードギアが弁護についた容疑者エドワードノートンのため信頼、真実、そして行動をしてい>>続きを読む

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

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0.05%のアルコールが体内に有れば人間は最高のパフォーマンスを出せるという仮説があるらしい。確かにアルコールがちょうど良く入ったときシラフよりも元気で頭のキレが良くなる経験をしたことはあるだろう。>>続きを読む

エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

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この作品を観る前に想像と違った、、映画館をもっとテーマに描いた作品だった、、など期待をし過ぎたとの声を聞いたのでハードルを下げてこの作品に臨んだ。

さあどうだっただろう!とんでもなく素晴らしい作品に
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フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

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ある4人家族がスキー場へ旅行に来て、そのひと時を存分に楽しもうと幸せな雰囲気が伝わってきた。
しかし彼らがスキー場で家族写真をとってもらっている描写があるがそこにこれから起こることを暗示しているかもし
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シンプルメン(1992年製作の映画)

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犯罪で生計を立てていたが仲間や恋人に裏切られた兄、真面目に大学に通う弟そんなあまりに似つかわしいが兄弟の二人が罪を犯し逃亡する父を見つける作品。
薄くさらーっとしたような作品なのだが、軽快でクセになる
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メンフィス・ベル(1990年製作の映画)

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24回生還した爆撃機メンフィスベルとその搭乗するパイロットたち、、次の25回目を終えれば国へ無事帰れるという
決して仲がいいわけではない彼らたちだが確実にそれぞれなくてはならないメンフィスベルのパーツ
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インセプション(2010年製作の映画)

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夢の中に入り込む、夢夢夢、、、現実
主演レオのスーパーSF映画でクリストファーノーランの映像美、頭がおかしくなるほどの世界観なんとも絶感。
ストーリーはなんとも複雑だがこの世界観に入り込む必要があると
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別れる決心(2022年製作の映画)

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ラブロマンスサスペンス、この言葉がはまるがこの作品は只者感がない。
カメラのアングル、直接の官能的な描写はあまりなく実際主人公二人の間に関してはないはずなのにあまりに手の絡みから雨の中傘を広げ二人で歩
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マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

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小説家という夢を志す若い主人公、そんな彼女はある雑誌社で働くことになる。
しかし雑誌社、編集部で働く人々は小説家志望を断るとのこと。

スナッチ(2000年製作の映画)

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ガイリッチー監督2作目。
ブラピ、ジェイソンステイサム、ベニチオデルトロが出ているということ、これはもう激しい映画に間違いないと思った。
実際アクションシーンもあるがただのクライム映画ではなく、やはり
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

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トーマシンマッケンジー×アニャテイラージョイ主演、60年代ロンドンと現代が交錯していく作品である。
60年代を好いているトーマシンが服飾を学びにロンドンへと越してくる。
そこで彼女はロンドンの古びた家
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クリーン、シェーブン(1993年製作の映画)

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統合失調症の主人公をテーマに描いた作品。
彼は頭に受信機、指には発信器をつけられていると信じていたピーター、、そんな彼の辛さをノイズ音や得体の知れない声、指示に苦難している姿がなんとも苦しく思った。彼
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THE ICEMAN 氷の処刑人(2012年製作の映画)

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アメリカ史上最悪の殺し屋、しかし彼には2児の父という家庭の顔を持っていたのだ、、そんな実話を描いた作品。
冷酷まさにアイスマンという名がふさわしい主人公であったが彼の父として旦那としての姿にはギャップ
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追憶の森(2015年製作の映画)

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マシューマコノヒー×渡辺謙が主演の作品。
マシュー演じる主人公は片道切符を片手に日本へ旅立った、それは自殺の名所樹海で人生を終わらせるためであった。いよいよ、、という時に渡辺謙演じるタクミと出会う。彼
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ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

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なんとも最高に笑える作品。
独身最後の夜を謳歌するため親友たちとラスベガスへ。
しかし彼らは記憶をなくすほどとんでもない夜を過ごし、朝を迎えると、、
はちゃめちゃ過ぎるのだが観客が置いていかれる飛び具
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バビロン(2021年製作の映画)

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キャスト、監督、スタッフ申し分ない、そしてテーマは映画(無声→音有へと変わる時代の転換期、そして夢)であった。
評判はどうなのだろうかと思っていた、がしかしいい意味で期待は大外れ。最高に自分自身にハマ
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オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

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それぞれの道を歩み出そうとする久しぶりに再開した男二人がちょっとした旅へ出る。
彼らは仲良い友達であった、最近は会うことはないなくなったが奥地にある温泉へ行こうと彼らはちょっとした旅に出た。
この作品
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つみきのいえ(2008年製作の映画)

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海の上に浮かぶ家で一人暮らすおじいさん、
その姿はどこか物寂しさを感じる。
ある日タバコのパイプを海へとつながる扉に落としてしまう。
彼はそのパイプを拾うため下へ下へ思い出を開くように潜っていく。
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パーマネント・バケーション(1980年製作の映画)

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ナイト・オン・ザ・プラネットやパターソンの監督であるジムジャームッシュの卒業制作。
ある身寄りのない若者は孤独を知っていた。彼はその孤独を知った引き換えに旅を手に入れた。
ニューヨークを放浪というか徘
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